移転祝いの贈り方

移転祝いを贈る際には、相手と自分との関係を考えましょう。ビジネスシーンか、プライベートかということから始まります。プライベートならば、相手は身内か友人ということになるでしょう。ビジネスシーンでは、主に取引先になります。贈る相手が企業であれば、友人として贈るにしても、ビジネスシーンということになります。
自分と相手との関係によって、予算は決まってきます。身内ならば1~2万円が相場。友人ならば、プライベートでは5千円程度、ビジネスシーンでは1万円程度が相場です。取引先に対しては1~3万円程度が相場で、多少幅がありますが、たくさんの移転祝いが届くことが予想されるようなら、3万円くらいかけないと見劣りがしてしまうようです。
移転祝いによく選ばれるのが、胡蝶蘭です。移転祝いでは、原則として生花を贈ります。造花はいけません。生気が失われるからです。ただし、切り花は長持ちせず、季節によっては2~3日しか保たないため、移転先のご迷惑になることもあります。観葉植物も良いですが、華やかさに欠けます。ビジネスシーンでは、華やかさも重要な要素です。胡蝶蘭ならば、高級感があり、香りが強くなく、花粉も飛ばないので、オフィスに飾っても、大変便利です。1~3ヶ月は保ちます。長い3本立てなら、輪数も多く、豪華に見えるでしょう。色は白が無難です。
フラワーギフトには木札をつけて贈りましょう。特にビジネスシーンでは、誰からの品かということが分かる方が親切です。お祝いの言葉を簡潔に記し、贈り主の名前を書きます。「御祝」「祝」などなら、どのようなシーンでも使えます。企業の移転ならば「祝御移転」、企業の特定の部署や建物の移転ならば「祝事務所移転」など、個人の引越しならば「祝御転居」などが無難です。
お贈りする時期は、新社屋や新居に招かれているならば、伺う当日に持参するのがスマートです。当日訪問できない場合は、移転の通知を受け取って、できるだけ早くお贈りしましょう。知らせを受け取って2週間以内にはお贈りすることが大切です。ただし、業績悪化による業務縮小のようなお祝いできない状況の場合、あえて移転祝いをお贈りしないことが不可欠です。

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